遺書

このブログは私の遺書だ。みんな……遺書を残すものなんだろう?

だーかーら、上手く扱ってね?

数ヶ月ぶりに友達と話した。自分が鬱なのが後ろめたくて、連絡を取れずにいたのだ。

彼女は言った。「いつでも相談に乗るからね。相談されたからには、面倒事に巻き込まれてもできる限りは付き合うし、そのことでサラちゃんをあれこれ責めるつもりはない。他人からの相談に乗るって、つまりはそういうことなんだよ。自分のメンテもできない奴が他人の相談に乗る資格なんかない。あたしに相談する上で、サラちゃんはあたしのストレスなんか気にしなくていい。人間っていいところも悪いところもある生き物なんだから。サラちゃんの面倒くさいところも含めて付き合うよ」

同年齢の子から『姉御』と慕われるだけあって、相変わらず男前な子だ。うっかり惚れかけた。彼女のそういうこざっぱりしたところがとても好きだ。友達でいてくれてよかったなー、と思う。

もう一人の友達にも連絡を取った。「私の話を聞けー!!!!」と迫れば、戸惑いつつも「いいけどw」と快諾してくれた。この子もとても素直でいい子だ。今度、一緒にラーメン行く予定だ。この子にも限らず、友人との食事そのものは久々なので嬉しい。

二人のことはとても好きだ。だからこのまま、友達のまま、二人のうちどちらでもない人と私はしあわせになりたい。二人の結婚式に友人としてお呼ばれしたいし、お呼びしたい。何年先のことになるかわからないけど。

私の周りにはいろんな人がいるが、私の友達はだいたい私の扱いが上手いと思う。私でさえ扱いかねる私の取り扱いをよく心得ているのだ。すごい。みんな男前なあの子みたいに上手にあたしを扱ってくれればいいのに。なかなかそうはいかないから、人間関係は面白いんだろうな。