遺書

このブログは私の遺書だ。みんな……遺書を残すものなんだろう?

あなたが思うほどあなたは悪くない

最近口癖が彼氏の名前と「抱っこ」になりつつある。無意識のうちに口走っていることもあるのでやばい。

 

つい数日前、遠方に住むフォロワーが自殺しようと夜な夜な放浪していたので慌てて警察に保護を依頼した。彼氏も協力してくれて、一睡もできぬまま夜を明かした。警察から無事に保護したという連絡をもらった時は安堵のあまり顔をくしゃくしゃにして泣いたものだ。

が、その甲斐なく、フォロワーはまた死のうとしている。必死になって阻止したばかりだというのに、こっちの気持ちをないがしろにされて、さすがに心が折れる。他人を気遣う余裕なんかないんだろうけど自分勝手だ。あの子は自分を嫌うあまり、周囲の愛情を無視している。かなしい。もう半分くらい「そんなに死にたきゃ死ねよブス」と思い始めているので、かなり精神的に疲れているのだと思う。

 

デザインの仕事をまたもらったが、締め切りはまだあるので数日休むつもりだ。恋人には「自分の状態を捉えて判断してるね、えらい」と褒められたが彼には負ける。

 

もうあの子はだめなのかもしれないという諦念が芽生え始めた。残念ながら、あの子がいなくなったら泣くかもしれないけれど、私には他にも愛すべき人たちがたくさんいる。あの子ひとり亡くなったところで、私は何の問題もなくしあわせになれるのだ。悲しいことに。

 

うつの苦しみから逃れるには、現状の駄目な自分を認めて許容するしかない様に思う。解放されたいのなら、まずは自分が本当に度し難い存在なのか、疑ってみて欲しい。断言するが、あなたを一番憎んでいるのはあなた自身だ。別に誰もそんなにあなたのことを悪く思っちゃいない。他人を憎み続けるのは相当なエネルギーが要るしね。

結局、他人を大切にする前に自分を大事にしないと周りを悲しませてしまう。どれだけ周りを愛そうが、どれだけ周りから愛されようが、自分で自分を傷付けていたら一方通行の片想いに終わる。周囲に対して丁寧でも、自己愛をおろそかにしていたら、それはただ周りにへりくだっているだけだ。愛情を返していることにはならない。

自分をないがしろにすることは、他者からもらった愛情さえもないがしろにすることだ。どうせ言ったって伝わらないだろうから、いつか気付けるその日まではもがき苦しみ続けて欲しい。