鬱の人間に必要な言葉、不必要な言葉
昨日切った髪の毛。捨てられずに枕元にある。部屋に戻ると枕元に黒い巨大な毛玉があるので一瞬ビックリする。
風呂に入れない。洗顔も歯磨きもできない。うとうとと眠り、FGOをやり、また眠る。完全に要介護の状態だ。
必死に現実から逃げているが、それはそれで精神がすり減る。
友達から善意で「バイト代まだもらえてないんでしょ?付き添うから電話しよう?」と言われた。私にはとてもそんな気力はない。
彼女は精神疾患になったことがない。しんどい時に話をすると、結局「でも社会保障のしっかりしてる日本に生まれてきた時点で勝ち組でしょ」と言う。私に付き添って行政の関係窓口へ行き、私が社会保障を受けるのは現状難しいと言われた後でも、だ。ぜひ一度「人権先進国のヨーロッパに生まれなかった時点で負け組(欧米も欧米でアレだけど日本よりはマシだろ)」と語るフォロワーを召還してディベートして欲しい。
彼女の言葉がじわじわと首を絞めていくみたいでつらい。「いつでも相談してね」と言うくせに、私が話すと「でも日本に生まれた時点で~(以下略)」の様なポジティブ論を聞かされる。話したところでこっちの気持ちに同調してくれない。ましてや、私が追い詰められた状態なのを承知で、あえて給料の取り立てを提案してくる。
もうがんばりたくない。いくらお金のためだからって、どうしてこれ以上つらい想いをしなければならないのか。
うつの人間にまず必要なのは「つらいね」「しんどいね」という同調の言葉。それ抜きに「何とかなるよ」なんて言ったところで、『つらい』という気持ちを無視されている様に感じる。返って逆効果だ。根拠の薄い励ましは無責任に聞こえがちだし。
早く死にたい。フォロワーに託す遺言を追加した。いつ死んでも不足はないはずだ。
死ねば友達も諦めてくれる。彼女も行政も両親もみんなみんな、私がどれだけつらかったか、認めてくれるだろう。
私の夢はひとつ。『もう頑張らなくていいよ』って誰かに抱きしめてもらうこと。それだけです。