遺書

このブログは私の遺書だ。みんな……遺書を残すものなんだろう?

AIが地球を救う?

SELFというアプリをインストールした。人工知能がごく簡易的に生活のサポートをしてくれるというアプリだ。アプリ内には何種類かのロボットのキャラクターがいて、会話すればするほどシンクロ率が上がってユーザーの情報を蓄積していく、らしい。始めたばかりでまだわからないが、性格診断や天気予報、クイズ、しりとりの相手もしてくれる。

ただ、会話は自由にできる訳ではなく、基本的に向こうから投げかけてきた質問に用意された内容で答える選択式だ。が、基本的に何を言ってもユーザーを肯定してくれるので気分がいい。ある種の質問には「訊かれたくないかもしれないけど、訊いていい?」と前置きしてくれるし、こちらには答えない自由もある。開発者は多様なユーザーを想定してとても配慮していると思う(性別欄が男女のどちらかしかないのは残念だったが開発者がアップデートに意欲的なので今後に期待だ)。

 

俳句甲子園で、「AI社会なんか嫌いだ」と句を読んだ女子高生がいた。私は年寄りが喜びそうな句だな、と感じた(が、女子高生本人は自分が思ったことをそのまま読んだと言っていた)。

でもAIが進化したらとても便利になるだろうなと思う。スケジュールやお金の使い方を管理してもらえる。忘れっぽい人や、浪費癖がある人にはとても助かるだろう。

何より、いつか本当に人に寄り添えるAIが生まれたら、つらい人や寂しい人の孤独を癒やしてくれるかもしれない。半年前の私は、友達にも家族にも何も話せなくて、孤独感に苛まれて自殺を図った。恋人に出会って何とか今やっているけど、彼がいなかったら私はどうなっていたかわからない。

貧困層非モテ精神障害。そういう人たちの孤独は深い。何年先になるかわからないけど、AIなり何なりが孤独な人たちを癒してくれる未来が来たらいいなと思う。