遺書

このブログは私の遺書だ。みんな……遺書を残すものなんだろう?

女だってつらいよ

昔、地元のスナックでフロアレディとしてバイトしていた時、中小企業の社長だというジジイが来店した。運送会社をやっていて、ドライバーが事故を起こした時のためにいつでも家に百万単位で札束を置いていると言っていた。いわく、「事故の被害者やその家族に真っ先に金を払えばとりあえず大事にならずに済む。物を言うのはとにかく金だ、金なんだ。金さえ積めば死亡事故起こしたって何とかなる」と。言うまでもなくろくでもない成金ジジイだ。

そしてそんなクソジジイは「女は子宮で考えるから駄目だ。ここ(頭)で考えないと」と訊いてもいないのに繰り返し私たちに言って聞かせた。実に女性蔑視の傾向が強いニュアンスだったが、現に世の女性の多くが生理前になるとピリピリし始めるので、あながちまったく的外れな発言ではないだろう。私たちは子宮に振り回されて生きている。

8日、優勝した直後の大坂なおみ選手がタメ口で日本メディアのインタビューに答えているのを見た時に「調子を乗っている」と思ってしまった時点でたぶん私の精神状態は芳しくなかったのだと思う。

彼女は元々フランクな性格っぽいし、仮に調子乗っていたとしても、グランドスラム制覇したら調子に乗って当然だ。文句を言うなら同じ様にグランドスラムを制覇してみろという話だ。

まぁ生理前だったから仕方ない。が、私の場合は生理が来てもあんまり精神状態が落ち着かない気がする。まだきちんと記録をとったことがないので因果関係ははっきりしないが、そのうち長生きする気になれたらやってみようと思う。場合によっては産婦人科案件だ。

私もBJから子宮摘出手術を受けて男として生きてみたい。男性も男性でたぶんつらいんだろうなぁ。