遺書

このブログは私の遺書だ。みんな……遺書を残すものなんだろう?

結婚!入籍!ゼクシィ!

Twitterアカウント消したりLINE消して復活させたり酒飲んだり推しと心から楽しそうに踊っているデレマスPの動画見たりゲーム実況見たりしていたら落ち着いてきた。

そもそも生理が来たのに生理用ナプキン切らして金もなくて股からの大出血に気付かないふりをして丸一日寝ていたのが精神衛生に芳しくなかったのだと思う。あの時の私には人としての尊厳がなかった(今もないかもしれない)。

I wanna be The RUKIMINや足ワナの実況動画で、開発者が悪魔の手先だったとしか思えない鬼畜難易度のゲームを必死にプレイする実況主を見ていたら何だか私も頑張ろうと思えてきた。

 

アレックス・キャゼルヌ「葬式はひとりでできるが、結婚式はひとりではできない」

さて、今回の身も蓋もないタイトルだが、これには一応訳がある。

酔っぱらって、前の職場の先輩にLINE誤爆したのが事の発端。

先輩はとてもよいひとなのだが、私以上のメンヘラなのだ。うっかり通話を持ちかけてしまったせいで私は彼女の愚痴を長々と聞かされることになった。それは闇そのものを見つめ直す時間だった。

発達障害でなかなか人間関係を上手に築けず、ひとつの職場に定着できない。非正規で働き続けるが賃金が低いため休めない。食生活にも気を配れなくて、不摂生が原因で合併症のコンボを食らう。病院に行く時間と金がない。とにかく早く死にたい。

 

繰り返し「人と関わらずに生きていきたい」と何度もぼやく先輩に、私は将来の自分の姿を見た気がした。私はたぶんこのままだと先輩みたいになる。でも絶対こうなりたくない。

結婚したい。さっきまで彼氏と別れるか自殺するかの二択だったけど、気が変わった。他者を巻き込んででも不幸から逃げたい。結婚してただの一時でも先輩の幻影から遠ざかりたい。結婚したい。私が変わるには他者からの助力が必要不可欠だ、独力で生きていく力など私にはない。結婚したい。三十代・四十代で身よりのない独身ワープア女になりたくない。切実に結婚したい。

もうすぐ誕生日を迎える。再来年にはアラサーだ。25までには結婚したい。焦る。

この際、男女の性別は問いません。誰か私を人妻にしてください。

情けがない

酒と薬の区別がついていない。自意識を手放すために、アルプラゾラムが切れているので酒を買いに行く。賃金を払うと店の中で開封してちびちび飲みながら歩く。おいしいのにおいしくなかった。吐き気をおぼえながら家路をたどる。家に帰る頃には缶の半分は飲み干していた。それ以上飲む気になれず部屋に戻って寝床につく。ロゼレムを飲んだ副作用に甘えて昼間惰眠を貪ったので眠れない。芥川の歯車を青空文庫で読む。作中の一説を散々引用してきたくせに、今の今まで読んだことがなかった。

 

夜が明ける頃に睡魔におそわれ、うとうとと断続的な眠りを甘受した。昼間はTwitterやソシャゲをしてしくじり企業の動画を見て、メンヘラ御用達の音楽を延々リピートしていた。こんな生活してる奴が駄目人間でないはずがない。情けない。

誰か僕の眠っているうちにそっと絞め殺してくれるものはないか?

久しぶりに自殺の手順を頭の中で繰り返し反芻している。結局、現状自己の生きていてもいいと思う理由が他者への依存に変わっただけなので、それがなくなると「よし死ぬか~!」となってしまう程度に相変わらず駄目な人間だ。寿命が来い。

 

先日、家出をした友人が両親の離婚を知った。子供にはまったく知らせずに内々に離婚協定を済ませていたそうで、原因は数年前に発覚した夫の浮気だったそうだ。非常にショックを受けていた。

友人に同情するふりをしながら、私は内心で「それがどうした」と彼女を鼻で笑っていた。たかが離婚が何だよ、こっちは家庭不和とDVを第二の両親として育ったアダルトチルドレンガチ勢だ。

自分が愛されて生まれてきたかどうか自信がない。母親が酒に酔って漏らした、「あんたが生まれた一週間後には父さんは浮気してたんだ」という一言が思春期の頃からずっと変わらず自分の根底にある。

そもそも妊娠なんて、性交渉の時に避妊をするかどうかで決まる訳で、その判断が夫やまだ見ぬ我が子への愛情である可能性なんて限りなく低くないか? ただ一時の感情や快楽に流されることの方が多いのでは。特にうちの父の場合、母が頼んでも避妊してくれなかった可能性が充分にある。

母は私を産んだことをずっと後悔しているのではないか。私は望まれて生まれた子供ではないのかもしれない。

 

だからどうした。望まれなかった子供には、しあわせになる資格がないとでも? そんな人、世の中にごまんといるじゃないか。おまえはそういう人たちに同じことを言うのか。

 

誰かから承認されることによって幸福を得る物語を繰り返し書き続けてきた。いつか自分がそうなれればいいのに、と密かに願いながら。

不十分な愛情しか恵んでくれなかった両親を恨み続けるのも、「生まれてくるんじゃなかった」と自らの出生を呪いながら生きるのも、愛されたいと望むくせに時々恋人からの愛情が空恐ろしいのも、こうして落ち込む度に泣き言を書き連ねるのも。すべてひとえに、私という人間の惰弱さなのだ。度し難い。

百年先まで愛を誓え

毎月必ず一回は恋人といざこざが起こる。先月は友人の家出のためにカップルでドッタンバッタン大騒ぎした結果疲弊して二人揃ってうつをぶり返したし、先々月は私が自殺する!と大騒ぎして軽く警察沙汰になった。そして付き合って半年になる現在、同棲の資金をめぐって関係に軽い亀裂が入っているところである。

カップルを自認する私たちでさえこうなのだから、世間のカップルはもっと大変なのだろう。

 

さて、自分の恋愛は散々だが、つい先日めでたい報せが入った。組長が結婚したのだ。以前ブログに書いたが、組長というのは私の男友達で、某指定暴力団と本名の姓が同じ不良青年である。

突然、グループLINEに「この度結婚しました」と連絡が入った時はびっくりした。お相手は以前からの女友達で、交際から僅か2ヶ月の超スピード婚である。現在は関東で自衛隊に勤めており、貯金が貯まったら神戸にいる彼女のところに帰るのだそうだ。パネェ。

たった2ヶ月であの不良青年との結婚に踏み切った女性の気が知れないが、彼を伴侶とするなら一生退屈はしないだろう。末永くおしあわせに。

近況報告

サバフェスが終わった。初めて参加するイベントだったが、何とか水着邪ンヌを確保した。宝具レベルを上げるのは無理だったが、スカディ様とノッブの再臨素材を確保できたのでよかった。ノッブはかわいい。

 

今日は素材作成の様子をpixiv sketchでLIVE配信していた。キャプチャボードがなくても画面の様子を配信できるなんて便利な世の中になったものだ。もっとも、視聴者はほとんどいなかったが…

ここ数日は仕事の依頼もなく、だらだらと無為に日々を消化している。仕事の宣伝がてら、フリー素材を作っているが、ここのところは素材のパーツひとつひとつに凝る様になったので素材そのものを完成させるのに非常に時間がかかってしまう。素材のまとめを上げられるのは今月末になるのでは…?

 

夏が終わりつつある。

おまえに食わせるグラタンはねえ

うちの父は毒親だ。幼い頃に受けた仕打ちの数々を話すとそこそこ引かれる程度には毒だ。我が母に三行半を突きつけられてからはずいぶん大人しくなったが、酸素を吸って二酸化炭素と一緒にモラルハラスメントを吐く度し難さは残念ながら健在である。

 

先日のことである。私はネットで受けたデザインの仕事をこなしつつ、合間に家事をこなしていた。洗濯機を回して洗濯物を干し、浴槽を洗って風呂の湯をいれ、自腹で材料を買い、晩御飯を作り、使った調理器具や皿などを洗い物を片付けた。家事の大半は父がいつもやってくれているのだが、たまには自分がやって父の負担を減らそうとしたのだ。

全ての家事を終えた頃、仕事から父が帰ってきた。開口一番「腹減った」という父に私は手製のグラタンを出した。

無言で食べる父。「味薄くない?」などと尋ねても、返ってくるのは生返事。せっかく作ったのだから一言くらい「おいしい」と言ってもらいたかったが、これが父という人物なのだから仕方ない。そう言い聞かせて自分を慰めていると、父がおもむろにぼやいた。

バーナーで表面を炙れればいいんだけどなぁ」

これは父の口癖である。何かというとバーナーで炙りたいと言い出す。魚も、肉も、チーズ料理も、プロのコックよろしくバーナーで炙る調理法ができればいいのに、と。

が、「じゃあ買えば?」というと黙る。バーナーより優先順位が高いものはいくらでもある。端っからバーナーを買う気なんてないのだ(というかそもそも個人で買えるかどうか疑わしい)。

なのに、「バーナーがあれば」などと言い出す。愛娘の作った料理でもお構いなしに、「バーナーがあれば」などとぼやく。

何が不満なのだ。家に帰ったらあったかいご飯があって、すぐお風呂に入れて、家事もしなくてもよくて、あとは寝るだけ。なのに何が不服だと言うのだ!?

いや、ちょっとたまに家事をしたくらいで功を誇るのはおかしいかもしれない。けれどなぜ、味に問題のない料理を出して、褒めるどころか「バーナーで炙ったらいいのに」などと言われなければならないのか。愛娘の手料理にプロの仕事を求めるのか。そんなんだから離婚されたまま恋人のひとりもできやしないんだよバーバーカ!!!!!!

ふざけるな。バーナーを手に入れたら真っ先におまえの顔面を焼いてやる。絶対にだ。

 

 

 

……とまぁ、そんな訳で、ここしばらくは家事をしていない。

毎日、ひとりでパンケーキを食べ、焼き肉を食べ、ニラ玉を食べ、手羽先を食べる。好きなものを独り占めにして食べると、食費が少なくてよい。

父のこういうところは前から承知していたが、今回のことで本当にほとほとイヤになった。何がイヤって、照れ隠しでも何でもなく、本気で「バーナーがあればなぁ」と思っていることだ。そりゃあ道具があるなら最善を尽くすが、バーナーなんか家にはないのだ。そもそも、毎日食べる晩飯に一流のレベルを求めるな。バーナーで焼いてくれる料理店なんか、プロの中でもほんの一握りなのだから。

某芸人よろしく、おまえに食わせるタンメンは、いやタンメンどころか犬の餌だってねえ! という心境だ。もう何も食うな。

 

この日記は実在する個人には関係ありません。

西日本にヤンキーのフォロワーがいる。あだ名は「組長」。その由来は、某指定暴力団と名字が同じだから、らしい。

彼と知り合ったのはTwitterで、オンラインゲームを一緒にやる仲間を募集していたらたまたま彼が話しかけて来てくれた。アニメアイコンで美少女と少年漫画を愛するコミュ力の高い明るいオタク、というのが彼の当初の印象だった。以来、何度かパーティーを組む様になり、オフ会をやることに。当時、遊園地などで学校の制服を着てオフ会をすることが流行っていて、私たちも制服を着て会おう!となった。

フォロワーとオフで会ったことは何度かあったが、オフ会は初めてだった。待ち合わせた喫茶店で、どんな人が来るか、と緊張と期待に震えていると、店にひとりの男の子がやってきた。黒い短ランに身を包み、チンピラよろしく足を引きずる様にして歩いてくる。

まさか、と思った時にはもう遅かった。オフ会に来たことを本気で後悔した。

「サラさん?」

いわゆるヤンキーと呼ばれそうな少年が、私のハンドルネームを呼んだ。

それが組長との出会いだった。

 

最初の印象こそ最悪であったが、組長はTwitterでの印象通りの気さくな男の子だった。いつも冗談を言って周囲を笑わせるひょうきんもの。そのうち何度か会う様になり、今では下世話な話も平気でできるほど打ち解けた仲となった。

が、一応ヤンキーらしいエピソードもある。そのうちのひとつを紹介する。

 

組長の家の近くには親戚が住んでいて、そこのいとこもヤンチャな男の子だった。

ある日、組長は夜にその家に忍び込んで、寝ているいとこにイタズラをしようと思い立つ。

組長は、バールの様なものと手袋を用意して夜な夜なこっそりいとこの家に行った。当然ながら、玄関も窓も施錠されている。

そこで組長は、窓枠や配管をつたって二階にあるいとこの部屋へよじ登ると、用意していた手袋をはめ、かかっていた鍵をこっそりとぶちこわした。プロ並みの手腕である。

そして、寝ていたいとこだけを起こしてびっくりさせた後、一緒にスマブラを遊んで普通に帰った。

が、翌朝になって、部屋の鍵が壊されているのをいとこの家人が発見した。組長は手袋をはめてから鍵をぶちこわしていたため、家人が警察に届けても指紋が出なかった。このまま完全犯罪になるかと思いきや、最後の最後でいとこがゲロってしまい、組長はこっぴどく叱られたそうな。

 

窓枠や配管をつたって建物の二階までよじ登ったり、悪事に関しては妙に用意周到だったり。事実は小説より奇なり、を地で行く愉快な友人である。しばらく会えていないが、今度会えたらまた一緒にご飯でも食べながら先日話していた略奪愛の結末について教えてください。