遺書

このブログは私の遺書だ。みんな……遺書を残すものなんだろう?

人間はカルネアデスの船になれるのか

今の恋人と付き合い始めて来月で半年になる。

理想の恋人について訊かれた時、私は「古代バビロニア語で話をしてもとにかくちゃんと聴こうとしてくれる人」と答えてきた。私の身近には聞き上手があまりいなかったので、そういう人に飢えていた。知らないことでも、興味ない話題でも、いい加減に流さずにちゃんと聴いてくれる人に出会いたかった。

今の恋人は私が何を喋ってもおおむね聞いてくれるのでこれは夢が叶ったということなんだと思う。私が家族の愚痴やスーパー戦隊の魅力や任天堂の歴史や昨今の邦画事情について話しても、「君は話し上手だね」「サラちゃんの話面白い」などと言ってくれる。これなら唯一神が再び世界中の人々の言語をバラバラにしても、恋人だけは私の言葉を必死に聴こうとしてくれるかもしれない。凄まじい。

 

そんな感じで、恋人は私に執心するものの基本的には「サラちゃんなら何でもいい」というスタンスだ。たとえばスカートとパンツだったらどちらがいいかと訊いても「かわいければどっちでもいいよ」だし、眼鏡か裸眼か訊ねても「君はかわいいからどっちでもいいよ」だし、ショートヘアかロングヘアか尋ねても「サラちゃんは何でも似合うでしょ」だし。結局「私なら何でもいい」という回答になる。

ここでアイデンティティの問題が生じる。果たして「私」はどこまで「私」なのか? 仮に、私が髪や顔や腕など少しずつ整形していって、最終的に外見が元の私とは似ても似つかぬ別人になったとしても、恋人はさして気にしないのではなかろうか。逆に、私とは似ても似つかぬ別人をどんどん私に似せて整形していって、催眠やら何やらで私と非常に似た外見・人格になった時、恋人はそれでも私を選ぶだろうか?

題して、カルネアデスの恋人問題。TBSのモニタリングとかでこんな実験やってたら見たくないですか?私は見たくないです。

現在進行形

四カ月ぶりに髪を切ってきた。江口洋介黒歴史を彷彿とさせる真ん中分けのセミロングから、鬼太郎よろしく片目が隠れそうな右分けのショートボブに生まれ変わった。

いつもお世話になっている美容師さんとはかれこれ二十数年物の付き合いである。物心ついた時には既にその美容師さんに切ってもらっていて、彼以外の人に切ってもらったことは片手で数える程度しかない。単純に別のサロンに行く理由がなかったからというのもあるが。

親以外だとおそらく一番継続して付き合いのある人間と言えるだろう。それこそ、乳飲み子だった頃も、思春期特有の黒歴史時代も、全部知られているのである。恐ろしい。

 

そんな、オリラジのあっちゃん似の美容師さんに髪を切られている時のこと。何気なく、「そういえば彼氏ができたんですけど、その人が……」と喋りかけた時、あっちゃんの手が止まった。

「え? 彼氏できたの? えっ? サラちゃんって人間好きになれたの!?」

「ひどっ。私を何だと思ってるんですか!」

「いや、三次元の人間を好きになれたんだなあって…てっきりまたいつもの妄想だと」

どうやらこじらせていた中学時代に「三次元に興味ないんでw」と言いまくっていたのが仇となったらしい(アイタタ)。

ハサミを動かしながら、あっちゃんはしみじみと「サラちゃんとこんな話をする時が来るとはなぁ…サラちゃんも普通の女の子だったってことかな…」と遠い目でぼやいていた。

地井、今すぐ記憶操作のSPECを貸してくれ。

愛してない訳ないけどさ

本日のBGM

HE  IS  MINE/クリープハイプ

https://m.youtube.com/watch?v=8urR9zy3rMc

 

朝、起きてすぐFGOを起動する。ログボをもらって少しだけプレイした後、刀剣乱舞を起動して日課をこなしてシールをもらう(某パン祭りよろしく、シールを集めると好きなキャラと交換してもらえるのだ)。外に出る用事がある時はついでにポケモンGOもプレイする。マメに続けている父の影響で久しぶりに再開した。引きこもり過ぎないための、いい運動になってる。

 

ソシャゲ以外はというと、この頃はアットホーム・ダッドというフジテレビのドラマを見始めた。どちらも過去に見ている作品だが、アットホーム・ダッドの方は2004年の作品なのでドラマの価値観が違い過ぎて驚く。折りたたみ式のガラケーが全盛期で、音響機器メーカーのVictorが元気だった頃の物語だ。

アットホーム・ダッドは、エリートでジェンダーロールゴリゴリの価値観を持った主人公の男性が、ある日リストラされて妻と子供のために専業主婦をすることになる、ホームコメディ。主人公の男性は亭主関白主義で、妻が正社員として自分よりも稼ぐことに対して否定的だったり、「家事は女の仕事」と平気で発言して、主夫/主婦について差別的だったり(そんな主人公が考え方を変えていくのがこのドラマの面白さなのだが)。2018年現在では、このドラマの主人公の様な考え方はかなり保守的と言われそうな感じだ。未だに性別役割論に基づく女性差別男性差別が取り沙汰されているが、十四年前に比べて確実に私たちの価値観は変わった。緩やかな変化だけれど、何も変わってない訳じゃない、世の中を絶望視する必要はないなと思った。

 

13日未明から明け方にかけて、ペルセウス流星群が見頃らしい。昔はよく友達と電話しながら一緒に流星群を見たんだけれど、今年は付き合ってくれそうな相手がいない。ちょっとだけ、ひとりで見に行こうかなぁ。

火星の光

夕方、東の空に赤い星が上がる。街中でも比較的容易く見つけられるほど明るい。火星だ。5月に恋人とプラネタリウムに行った時に夕方に上がっている赤い明るい星が火星だということをおぼえた。以来、ふと夜空を見上げると火星が光っていて、なんとなく彼とのデートのことを追想したりする。もっとも、彼はプラネタリウムの解説がよく聞き取れなくて上映中は星なんかそっちのけでずっと私のことを見ていたらしいからたぶんあの人は火星の光を知らない。今度会えたら教えてあげようと思う。

 

点々と線

今日のBGM

Eve お気に召すまま
https://t.co/NwhOsN9wR0

 

二年前のことを振り返ろうとしても記憶がない。スマホのカメラロールを見るとゲームのスクショや出張先での一枚が見つかって、なんとなく「ああ、あれしてた時か」とぼんやり思い出すくらいだ。過去の強烈なエピソードをところどころおぼえていても、自分がどんな風に生活をしていたのかはあまり記憶していない。点として個々の記憶はあっても、線としてそれらを繋げるための記憶がない。病状を振り返る以外に、日々の暮らしぶりを逐一おぼえておく必要はないのかもしれないが、過去に自分がどんなことをして生きていたのかがわからないというのは薄ら寒い思いがする、こわい。

だからこんな風にブログを書くのはいいことなのだと思う、たぶん。記事を読めば過去を振り返れるので。

 

今日はほぼ何もしない一日だった。アニメ・デュラララ!!シリーズを見終え、うどんを食べて本日を生き延びた。クライアントから、OKの返事をもらい、仕事を終える。お金がないので昼間にたくさん寝た。おかげで今眠れないでいる。フォトショップを開いても何もする気になれず、だらだらとTwitterをしていた。久しぶりにシャワーを浴びた。先ほど書きかけていた小説を完成させた。後日、推敲して投稿する。

相変わらずあんまり調子は優れない。薬が少なくなってきた。弱ったね。

今日からFGOでホームズのピックアップだ。どうかほむほむ引けます様に。

ストレスフリーに生きたい

この頃、調子が悪い。友人の自殺目的の放浪を止め、しかしその甲斐はほとんど感じられず、友人を疎ましく思い始めている。日常では父親のモラハラが加速し、頼りたい彼氏も正直余裕がないらしい。

思い切ってスマホのLINEをアンインストールしてみた。Skypeもログインしない。恋人対策だ。認知が歪みきってるので、今はどんな言葉をもらっても悪い様にとってしまいがち。最近私が彼氏にベタベタだったのを反省して、最初の頃、数日連絡しなくても平気だった頃の私を取り戻そうかなと。

ただこのことを彼氏に伝えていない。改めて言うとそこからだらだら決意が崩れそうだから。

 

昼間は酒をかっくらいながらデザインの仕事してた。クライアントからOKが出たので一段落、デュラララ!!を見ながら晩酌する。

仕事中、コンサータ抜きだけどよく集中できた。テレビを消して、好きな音楽をずっとながしていた。

非常に集中してる時って、意識は目の前の作業に没頭してしても、頭の片隅で訳の分からない、言語化できない思考が紡がれてる感じがある。「隣の家に住んでるビリーのおじさんがバイクでマフィアを追っかけていった」みたいな意味のわからない、思考になる前の思考をこねくり回している感じ。眠る前のほんの数瞬によく似ている。

こんないい集中を得られたので、行き詰まってた仕事に目処がついた。

明日からは自由だ。図書館に行って生物学の本を読みたい。役所にも行かなきゃいけない。好きなことがしたい、できる、しよう。

幸せじゃないから死ねない2

一人称が「ワシ」になるこの頃。FGOのノッブに無意識に影響を受けているのか。しかし方言を交えて喋ると、年寄りくさいだけでかわいくも何ともない。矯正が望ましい。

 

金曜日は一日中寝ていた。

起きると10時で、今日は役所に行ったり病院に行ったり前の職場に給料の取り立てに行ったりする予定だったのに、午後になったら動こう!と思って寝た。そして起きると13時だった。しかし、カウンセリングの予約をお願いしたのに病院から折り返しの連絡が来ないので行く気がしなかった。お昼にからあげを揚げて食べて寝た。

再び起きると17時だった。Twitterを見ると友人がUnityで簡単な作品を作っていたので、焦りをおぼえ、xismoの簡単なチュートリアルをこなしてみた。
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その後、オデッセイを彼氏と実況。いい映画だった。マッドマックスも見たいなぁ。

小腹が空いたのでポテトサラダを作る。キュウリ二本、ハム2パック、ジャガイモを六個使用。一部は冷凍して彼氏に送ることにした。

 

職場へは行けなかったが、深夜に電話した。近日中に店長から連絡をもらえるだろう。

 

障害手帳が欲しいけど、症状が安定しないからと診断書を書いてもらえない。手帳をもらわないことには福祉制度を利用できない。彼氏には早く書いてもらいなと言われるけど、症状が安定したと医師に判断してもらえるまでは書いてもらえない。何ヶ月先になるやら…

うつの苦しみは和らいでも、今度は現実問題に苦しめられる。脳天気でいた方が気が楽なのでできるだけそうしたいけどね…