豚金

10時頃起床。クライアントからのメールに返信し、取引を終える。相手に「迅速な対応で、デザインにも満足した。次に同人誌を出す時もぜひ依頼したい」と言ってもらえたし、私もまた仕事を引き受けたいと思えた。尊敬できるお客さんだった。ロゴデザインの依頼料をもらう。

素材を作ろうと思っていたはずなのに、作業用BGMとして流していたユーリオンアイスに没頭して本気見してしまう。菓子パンを休み休み食べながら。

ユーリ・プリセツキー「豚に食わせる金メダルはねぇ！！！」

ユーラチカアアアアア！！！！（スタンディングオベーション）

金髪で線が細い子が好きなのでユリオ担当だが、性格的にはJJも嫌いじゃない。あとスンギルなんとなく好きだなと今回見直して思った。続編見たい。ユーラチカに豚と蔑まれたい。

お小遣い入ったことだし、とビビりながらもオルビスで化粧品を買う。洗顔料とか化粧水とか。しめて四千円。

同額の推しのグッズならためらわず買えるのに自分への投資をビビるのはなぜだろう…

あと氷枕を買った。これで我が家には氷枕２つ。エアコンがない自室でも快適な睡眠をとれるぞ！！！（最近暑すぎてろくに眠れてない）

夕方からはだらだら過ごす。相変わらず、うつから解き放たれた涅槃モード続行中。絶好調。

タイムラインは阿鼻叫喚。うつに苦しむフォロワーたちを見て、自分にも何かできればいいのになぁと思う。

いっそ出家するか？　

尼になりたいと思ったことは初めてではない。剃髪にもそんなに抵抗はないと思う。バリカンを使って丸坊主になろうかと思ったこともあるくらいで（仕事に支障が出るので諦めた）。「サラちゃんは丸坊主似合うと思うよ」と友達に言われたことがある。私もそう思う（顔が濃いし、丸坊主になってもきっと私はかわいいはずだ）。どうせなりたいものもないから僧侶も選択肢として全然ありだよねー。煩悩まみれの自分につとまる気がしないけど。

ただ、私もまだ寛解した訳でもないので、他人の世話を焼けるほどではない。今はまだ、自分のことを一番に考えなければいけない時期。何になるにしろ、進退を決めるにはまだ早い。先の話だ。

フリー素材を作りながら、金ローの時かけを見る。作業あんま進まなかった…

久しぶりに恋人とまとまった会話をした（そんなに経ってない？）。昨日も今日も十時間くらいインターネットのチェスに没頭していたらしい。相変わらずの変わり者（他人のこと言えた義理じゃないが）。楽しいなら何より。

ダイエット中なのに、深夜にやわもちアイス（わらびもち）を食べてしまう。いや、彼氏から許可が出たので…

ただ甘過ぎて途中から食べるのしんどかった…

あれほど私を苦しめていた希死念慮が今はもう跡形もない。全て吹き飛んでいる。

他人に褒められて、満たされるのは束の間で、すぐに消えてしまう。そんな使い捨ての自己肯定感ではなくて、芯から、自分が生きていてもいいんだと思えている。今なら、自分の生も他人の生も自信を持って肯定できる。こんなの生まれて初めてかもしれない。

謙遜でも卑下でもない事実として、自分の至らなさ、度し難さは反吐が出るほど弁えている。それでも、私は生きている。きっと生きていける。

うつの自分を受け入れただけでこんなにも見えている世界が変わるものなのか。

昨日まで瞳に精気がなかった患者が生き生きと自己肯定感を語るものだから、カウンセラーも驚いていたものだ。

今は、家で安穏と暮らして自分の世界にいるからこんなにも穏やかでいられるのかもしれない。己を試されるのはこれから外の世界に出た時だろう。今がずっと続く訳じゃない、不安な時こそ、大丈夫だと思えるようになりたい。

うつから解放される手段はいろいろあると思う。うつを受け入れなくても、うつから解放される手段もあると思う。とにかく手段は何でもいいから、私の好きな、かわいい友人たちが少しでも楽になれる日が来ればいいと思う。

今日はお昼にファミレスでチーズフォンデュが食べたいなぁ。