遺書

このブログは私の遺書だ。みんな……遺書を残すものなんだろう?

平成最後の

平成最後の夏だ。「それがどうした!」という話だが、平成最後のと言えば何でもエモくなる気がする。

平成最後の仮面ライダー(強そう)。

平成最後のかくれんぼ(物語の導入部となる回想っぽい)。

平成最後の十連ガチャ(絶対レア引けそう)。

平成最後の下着泥棒(ただのクズのくせに変態仮面並みに変態を極めたラスボス級の変態っぽくなった、KING OF HENTAIだ)。

冒頭から話が脱線した。

暑いので家族が不在の日中はパンツ一丁で過ごしている。変態の謗りを受けても仕方がないが、なにせTシャツで過ごしていてもシャツで蒸れて胸の付け根や谷間に汗をかくのだ(谷間なんてないのに)。冷房代を考えれば家の中ではパンイチで過ごすことくらいかわいいものだろう。カーテンが開いてようが窓が開いてようが構うことはない。

私が、私こそがKING OF HENTAIだ!

 

また話が変な方向にいった。

こんな変態にも仕事が来た。ロゴデザインの仕事だ。依頼人とは初対面だが、腰が低くて対応も丁寧。画面越しに接する限りはとても善良な御仁である。素晴らしい。

時給換算すれば塀の中でやる内職より安い仕事だが、コンビニバイトと違って人権があるからメンヘラにはとてもありがたい。会計の際の声が小さ過ぎて聞き取れなかったからといってお客様にブチ切れられることは絶対にないのだ。コンビニバイトと違って人権があるから。

 

アカシックを聴きながらフォトショップをいじる。ボーカルの理姫が「泥を泳いだって平気よ」と歌う。水商売の経験があるからかな、彼女の詞はメンヘラ女によく効くものが多い気がする。

https://m.youtube.com/watch?v=LWoZPpV96yU

 

依頼人からの返信を待っていた午後、洗濯物を干したら二時間でからっと乾いた。晴れの日が続いている。空は鬱々と青い。平成最後の夏だ。