遺書

このブログは私の遺書だ。みんな……遺書を残すものなんだろう?

哀れとも言ふべき人は思ほえで

仕事がない。来ない。

マーケティングの仕様がない。いや、あるのかもしれないが今の私にはそれだけの気力がない。

デザインだけでは食っていけない。今月は何とかやっていけるが、来月以降、スマホ代やphotoshopの代金が払えるかどうか…とにかく、身の振り方を考える必要がある。

とりあえず今週末に念願の石からの診断書がもらえる予定なので、手帳の申請を済ませ次第、どこぞへリゾートバイトに行くつもりだ。期間は一ヶ月。赴任費用は会社持ちで、給与の週払いをしてもらえると思うので、行ければまぁ何とかなるだろう。

が、診断書を書いてもらえなかったり、申請に何やかんや時間がかかりそうな場合。これが問題だ。

もしこの期に及んで医師に診断書を書くつもりがなさそうな場合。この場合は、手帳を諦めて一ヶ月リゾバへ行く。それでいいと思う。

けれど申請手続きそのものに時間がかかって一ヶ月地元を離れる訳にはいかない場合。この際は、またキャバ嬢のバイトでしのぐ。発達障害故に空気が読めないので、あの手の仕事は乗り気がしないが、致し方ない。なにせ、1日五時間程度で五・六千は稼げるのだ。一ヶ月か二カ月働いて、いくらかは生活費に使っても、散財しなければ数万は稼げるはず。

金がないと精神が荒む。私のメンタリティは預金残高にかなり依存しているので、懐が温かければある程度は精神も安定するだろう。

 

カウンセラーには「今働ける精神状態じゃないんじゃない?」と言われたが、うつだからという言い訳は他者には通用しないのだ。何が何でも生きていかなければならない。自立しなければいけない。もう私を支えてくれる人はいないんだから。

リンゴ売り

中山可穂が好きだ。初めて読んだのは『猫背の王子』で、息を詰めて一息に読み切った。喉が渇いている時に水を一気に飲み干す様に。

初対面の男性に「女の子とばかり付き合ってきた」と言うと、高確率で「女同士ってどうやるの?」とか「俺がなおしてやるよ」とか言われる。シスヘテ男性のそういうガサツなところは本当に嫌いだ。が、ネットで見る限りはゲイの方も似た様な体験をなさっている様だから、こういう輩はシスヘテ男性だけではなく、シスヘテ女性にもかなりいるらしい。うげぇ。

中山可穂先生がおっしゃる様に、『ゲイはファッションじゃない』。病気でも何でもない。私たちは生身の人間だ、昼ドラとか漫画とかみたいに誰かにコンテンツとして消費されるために存在する訳じゃない。

 

とはいえシスジェンダーである私も自分の性を利用して生きている。男友達が荷物を持ってくれるのも、おっさんの客相手にミスをして許してもらえるのも、私が女だからだ。

女として見られるということと、精液の掃き溜め(性の対象)として見られること。私にはこの両者の区別があまりつけられない。だから男性から性的に言い寄られると気持ちが悪くなる。

 

学生時代、いじめられていた頃。全世界の人間が私を忌み嫌っていると信じ込むほど認知が歪んでいた頃。私を好きだと言ってくれたのは男の子じゃなくて女の子だった。

 

今でも男性から恋愛・性愛対象として見られ続けると怖気がする、ぐったりする。

それでも、私にとっての数少ない武器が己の容姿と性くらいなんだから仕方ない。

 

そんな訳で、キャバ嬢のバイトまたやろうかなって考えてるだけの話でした。

長々し夜をひとりかも寝む

鬱で何もする気になれない。暇だ。

ネットでチャットとかして適当に暇を潰す。photoshopでロゴでも作って遊ぶかと思ったがそんな気分になれない。

 

チャットサイトで挨拶もなく「本番なし五万でどう?」と声をかけられる。嫌悪感より先に『いい条件だな』と一瞬返信しようか迷ったのでたぶん疲れてる。

 

空港に行きたい。ひなたぼっこしたい。秋の空は蒼が深くて、見ていてとても気持ちがよいのだ。ブランケットを持って、芝生に横たわり、本を広げる。肌寒い秋風に吹かれても、日差しがあれば温かくて心地よい。

 

恋人と揉めたことをきっかけに寝込んで一週間。カウンセラーからは「栄養と休息を」と言われた。でも心ない人には私が怠けてる様に見えるんだろうな。実際そうだろうしな。悲しいなぁ。

 

いつでも抱き締めてくれる腕を探している。私の場合は、たぶん容姿と性を引き換えにすれば手に入るんだろうけど、そういう役割を求められ続けるのはつらい。

優しく接してもらえるのは、女だから、顔がかわいいから、胸が大きいから、肉便器だから、恋人だから。逆に、そうじゃない人間は見向きもされない。さみしいね。

 

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だーかーら、上手く扱ってね?

数ヶ月ぶりに友達と話した。自分が鬱なのが後ろめたくて、連絡を取れずにいたのだ。

彼女は言った。「いつでも相談に乗るからね。相談されたからには、面倒事に巻き込まれてもできる限りは付き合うし、そのことでサラちゃんをあれこれ責めるつもりはない。他人からの相談に乗るって、つまりはそういうことなんだよ。自分のメンテもできない奴が他人の相談に乗る資格なんかない。あたしに相談する上で、サラちゃんはあたしのストレスなんか気にしなくていい。人間っていいところも悪いところもある生き物なんだから。サラちゃんの面倒くさいところも含めて付き合うよ」

同年齢の子から『姉御』と慕われるだけあって、相変わらず男前な子だ。うっかり惚れかけた。彼女のそういうこざっぱりしたところがとても好きだ。友達でいてくれてよかったなー、と思う。

もう一人の友達にも連絡を取った。「私の話を聞けー!!!!」と迫れば、戸惑いつつも「いいけどw」と快諾してくれた。この子もとても素直でいい子だ。今度、一緒にラーメン行く予定だ。この子にも限らず、友人との食事そのものは久々なので嬉しい。

二人のことはとても好きだ。だからこのまま、友達のまま、二人のうちどちらでもない人と私はしあわせになりたい。二人の結婚式に友人としてお呼ばれしたいし、お呼びしたい。何年先のことになるかわからないけど。

私の周りにはいろんな人がいるが、私の友達はだいたい私の扱いが上手いと思う。私でさえ扱いかねる私の取り扱いをよく心得ているのだ。すごい。みんな男前なあの子みたいに上手にあたしを扱ってくれればいいのに。なかなかそうはいかないから、人間関係は面白いんだろうな。

バナナフィッシュ

朝から吐き気を催している。気持ち悪い。吐こうにも胃の中は空っぽだ。食欲がない。欲しいのは酒だけ。

頭の中で首吊り用のロープがゆらゆら揺れている。さっさと死ねたら楽だろうなー。死ねないから今こうしておめおめと生き恥晒してんだけどな。

午後から病院とカウンセリング。アルプラゾラムをもらって来なければ。

 

うつを治したい。でもどうすればいいかわからない。入院すれば治せるかなと思ったけどどうもそうでもないらしい。入院する金ないしな。四年以上通院して治らないものを今更どうこうできる気がしないんだけどどうすればいいんだろう。私の場合、薬があまり効かないしなぁ。病院変えれば少しは違うだろうか。

手帳の手続きが済み次第、二カ月くらいどこかへ働きに行こうと思う。東京で一人暮らしするにせよ、恋人に金を返すにせよ、海外に行くにせよ、とにもかくにも金が要る。できることなら百万くらい稼いで東京で一人暮らししたい。もしくはアイスランドとか行きたい。できるかなぁ。

毒親の子どもだから。

酒飲みたい。買いに行く気力がない。

日曜からずっと、丸一日寝て過ごしている。体が重くてリビングやトイレに行くために起き上がるのも大変だ。今日はカウンセリングだが病院まで自転車で行ける気がしない。

 

オーバードーズしてしまう人の心理として、寝逃げというものがあるそうだ。大量服薬して昏倒すれば、強制的に意識をシャットダウンして眠る(昏倒する)ことができる。寝ている間にコロボックルみたいな小人が世の中の歯車を動かして起きた頃には諸々嫌な状況が好転していればいいな、と思いながら夢の中に逃げるのだ。

まぁ実際眠っているだけで悩みの原因となった事態が好転していることってなかなかないのだけれど、時間を置けば精神が落ち着いてきて「しゃーない、やるか…」と嫌々ながら腰を上げられる様になることもある。

 

自分の機嫌を自分でとるって大変だ。つらいことがあっても誰も慰めてくれない。熱を出しても看病してくれる人がいない。急な出費があっても誰も金を貸してくれはしない。すべて自分でやるしかない。やるせない。

昔から母親の握ってくれる白むすびが好きだったのだけれど、もう母親は私のためにむすびすら作ってくれない。顔を合わせれば釘を差す様に「母さんはおまえに何もしてやれないから」「おまえに出す金はない」と言われる。父だって、一緒に暮らしていたって言葉が通じない。私がせがんだところで、私のために握り飯を作ってくれはしない。両親は存命なのに、死んでいるのとそんなに変わらない気がする。いっそ早く死んでくれればいい思い出だけを思い出せるのに、と思う。

同世代の友達はだいたい親が健在で、帰省すればあったかいご飯を出してもらえるそうだ。でも私は自分で自分のためにむすびを握るしかない。仕方ない、毒親の子どもだから。

女だってつらいよ

昔、地元のスナックでフロアレディとしてバイトしていた時、中小企業の社長だというジジイが来店した。運送会社をやっていて、ドライバーが事故を起こした時のためにいつでも家に百万単位で札束を置いていると言っていた。いわく、「事故の被害者やその家族に真っ先に金を払えばとりあえず大事にならずに済む。物を言うのはとにかく金だ、金なんだ。金さえ積めば死亡事故起こしたって何とかなる」と。言うまでもなくろくでもない成金ジジイだ。

そしてそんなクソジジイは「女は子宮で考えるから駄目だ。ここ(頭)で考えないと」と訊いてもいないのに繰り返し私たちに言って聞かせた。実に女性蔑視の傾向が強いニュアンスだったが、現に世の女性の多くが生理前になるとピリピリし始めるので、あながちまったく的外れな発言ではないだろう。私たちは子宮に振り回されて生きている。

8日、優勝した直後の大坂なおみ選手がタメ口で日本メディアのインタビューに答えているのを見た時に「調子を乗っている」と思ってしまった時点でたぶん私の精神状態は芳しくなかったのだと思う。

彼女は元々フランクな性格っぽいし、仮に調子乗っていたとしても、グランドスラム制覇したら調子に乗って当然だ。文句を言うなら同じ様にグランドスラムを制覇してみろという話だ。

まぁ生理前だったから仕方ない。が、私の場合は生理が来てもあんまり精神状態が落ち着かない気がする。まだきちんと記録をとったことがないので因果関係ははっきりしないが、そのうち長生きする気になれたらやってみようと思う。場合によっては産婦人科案件だ。

私もBJから子宮摘出手術を受けて男として生きてみたい。男性も男性でたぶんつらいんだろうなぁ。